三河湾周遊タンデムツーリング 2011/5/2 伊良湖岬から海をわたる

恋路ヶ浜にてキャベツ1個分重くなったバイクを走らせ、伊良湖港へと向かう。
この伊良湖港は、そのまま道の駅にもなっている。
道の駅伊良湖クリスタルポルト


しかし途中、イヤな案内を見た。
その案内が正しければ…。



伊良湖港へと、到着。
イヤな案内の確認をすべく、フェリーの時刻表を確認。


イヤな案内は、やっぱり正しかった。


俺「あ〜!フェリー行ったばっかりだ!次の師崎行きは2時間後!」

フェリーの時間くらい確認してから来ればよかった。

妻「まじで〜!?2時間もかかるの?」


フェリーがこんなに本数少ないとは思っていなかった。

故郷広島の宮島フェリーは、20分に1本だもんなぁ…。




俺「鳥羽行きは本数あるのにねぇ…。次は20分後。」

妻「行っちゃう?」

俺「行っちゃう?鳥羽?」

妻「行ける?」

俺「うーん。なんとか。大丈夫だと思う。よし、それじゃ鳥羽から行くか!」


てなわけで、急遽行き先を師崎から鳥羽へと変更!
これで、移動距離が+100kmくらい増えた(笑)

おれ、ダイジョブか?



しかししかし、気をとりなおして大事な大事な道の駅のきっぷを買わねば。

道の駅内は、港と一緒になっていることもあり、人が多い。
珍しく駅内にはコンビニもある。
道の駅の売店にしては、きれいなおみやげがたくさん置いてある。



とりあえず、売店のレジ待ち列に並んでみる。
お客さんが多く、列がなかなか進まない。

フェリー間に合うかな…。



もたもたしながら列が進み、自分の番。


俺「道の駅の切符をください」

レジの人「切符はあちらのフェリー切符売り場です。」

俺「道の駅の切符も?」

レジの人「はい。」



そ、そうなのか。
道の駅の切符もフェリーの切符売り場で買えるのか。


がっかりしながら、何も買わずにフェリーの切符売り場で列に並ぶ。


列が進み、もうすぐ自分の番…、
そこで、切符売り場の前にぶら下がっている表示に気がついた。


「自動車・自動二輪の方は車検証をお持ちください」




早く言えって!!


あわてて人ごみをかき分けて外のバイクへ。
ケースから車検証を取り出し、再び切符売り場の列へ!

時間、間に合うか!?


売り場の人「400ccのバイク1台と搭乗者お二人ですねー。6500円です。」


結構するんだなぁ。
と思いながらも支払いを済ませ、今度はバイクの場所に戻り、フェリー乗り場へと進ませる。

なんだか道の駅内を行ったり来たりだ。


慌ててバイクにまたがり、妻が続いて後ろに乗り込み、乗り場へと向かう。

フェリーはすでに着いているようだ。

近づいてみると、バイクが2台止まっている。
その持ち主と思われる人が2人、乗り場の案内の人としゃべっていた。


ふぅ〜、なんとか間に合った。

乗り場のおじさんの誘導で、2台のバイクの後ろに、CB400SFを止める。



おじさん「次の便ね」

俺「え?」

おじさん「ごめんね〜!もうバイクは一杯なんだわ。14台までしから積めんのだわ。」



まじっすか、まじっすか、まじっすか…。



俺「つ、次の便は何時ですか?」

おじさん「12時半だね。あと40分。出発の20分前にはここに来といてね。」




仕方ない…、待つか。。。

ついでに、大アサリしか食べていないので、昼飯がわりに道の駅内でパンを購入。


妻と二人、待合室でパンをかじっていると、10台くらいのマスツーリングのおじさんたちがご到着。
あっという間に、フェリー待ちのバイクはこんなことになってしまった。

おれのCB400SFが見えないYO!


マスのバイクのナンバーは、横浜とか関東の地名ばかり。
GW利用してここまで来たのか。タフだな。


そして、まもなくフェリーが到着。


妻「おー!懐かしー!小さい頃に家族と鳥羽に行ったんだよねー!」



フェリーは伊良湖に着いた乗客を降ろし、車よりも先にまずはバイクが誘導された。
タンデムの妻は降りて、歩行客の列に並ぶ。

ドキドキのバイクでフェリー乗船初体験!

やっぱヘルメットはかぶったほうがいいんだよな。
いいんだよな?
いいんだよな?



おじさんの誘導で、前の2台が乗船。
続いて自分も乗船。

フェリーの左奥、階段の下あたりのスペースに3台縦列。


自分のあとの人は、右奥のスペースに誘導されていた。


なるほど。
車が入れないくらいのスペースにバイクを押し込んでいるんだな。


バイクを止め、ヘルメットを妻の分も含めて2個をホルダーに掛け、手荷物だけ持ち出す。
フェリーの乗務員の人が、タイヤ止めをはめて、バイクを大きなベルトで固定してくれた。


手荷物だけ持って階段を上がる。
おぉー、久々のフェリーだ。

そこで妻と合流。

どこに座るかうろちょろうろちょろ。
とりあえず室内のシートに座る。

結構子どもが多く、自分たち以上にうろちょろしていた。



そうこうしているうちに、フェリーも動き出した。


朝から走り始めて6時間。
さすがに疲れてきたので、しばらくはおとなしく休憩。


妻「見てみてー。iPhoneのマップもちゃんと海の上になってる〜」

おぉ、ほんとだ。
iPhone、ちゃんと海の上でも場所を示してくれるんだ。
すごいな。



30分ほど経ってから、外に出てみようということになり、船の左手の廊下へと出る。
風が気持ちよく、フェリーの船腹から出てくる白い泡を見ていると飽きない。



iPhoneのマップは、ほぼ正確に航路上を動いている。
すごいな。



出発から55分。
フェリーは鳥羽の港に到着する。

自分たちも階段を降り、CB400SFのもとへ。

他のライダー達も降りてきた。



まずは前の方の車から船を降りる。
乗務員が順番に誘導している。

そして、前のほうが空いた頃、今度はバイクのベルトやタイヤ止めをはずしにきてくれた。


自分たちもバイクに跨り、下船準備。

車が出るまで出られないんだよなー、って考えてたら、
あれあれ?前のライダーたち、車の間を縫って行っちゃった。


と、後ろのライダー達も車の間に一気に行っちゃった。


え、おれ最後じゃん?


要領つかめずもたもたしたおかげで、最後に悠々と下船。
鳥羽の港へと降り立ったのだった。