2011/5/25 夫婦で郡上八幡タンデムツーリング 観光編
郡上に到着した自分と妻は、バイクを城山公園駐車場に止め、郡上の町並みへと歩いて行った。
ちょうど時間もお昼になったし、まずは腹ごしらえ。
以前郡上に来たときにも訪れた、そばの平甚(へいじん)にてお昼ごはん。
結構有名な蕎麦屋らしく、歴史も古いようだ。
イサム・ノグチ氏のサインが飾ってあった。
相変わらず胃の調子が悪いので、おろしそば。
大根おろしは胃にイイらしい。
ここのそばは、もっちもちでほんとうに美味しい。
今のところ、マイそばランキングでは1位である。
空腹を満たしたら、今度は目的のさんぷる工房へ!
さんぷる工房では、店内には本物かと疑ったしまうような食品サンプルが、マグネットやストラップとなって販売されている。
寿司、目玉焼き、みかん、三色団子、ビール、枝豆、焼き鮭…。
海外からの旅行客からも大人気らしい。
今日はサンプル製作体験!
制作を体験できるのは、天ぷら、ケーキ、デコストラップの3種類。
今日は予約なしでも簡単に10分程度で出来上がるデコストラップを夫婦で挑戦!
慣れた感じの店員さんに優しくレクチャーを受けながら、早速つくりはじめた。
店員「まずは土台ですねー。スポンジケーキと、タルトとホットケーキがあります。どれにしますか?」
そして、ホイップクリーム(に見えるシリコン)を土台となったケーキに搾り出していく。
最後に、カットフルーツ(のサンプル)を綺麗に並べて出来上がり!
おぉー。写真ではホンモノのケーキに見える。
実物も言われない限りニセモノには見えない。
製作時間10分。
われながら、すごい。
店員「お疲れさまでしたー。奥は工房になっていて、作っているところを見ることもできますから見ていってくださいね♪」
妻「へー!工房が見れるんだ!行こうよ、行こうよ!」
店員「手にとって触れるモノも置いてありますからね」
俺「食べられるモノはないですか?」
妻「コラコラ」
店員「全部食べられません…(^-^;)」
この後は、奥の工房を見学し、三色団子マグネットを買って帰った。
その後、三色団子マグネットは会社でイタズラに使用し、見事に2名の同僚が引っかかった!
目的は果たしたし、名古屋へ帰ろうと歩き出すと
妻「あ!あれ!宗祗水!」
おー。こんなところに。
危うく通り過ぎるところだった。
名古屋へ帰る前に、名水百選の宗祇水を拝んで行くことに。
俺「あ!ちょっと待った!これ買ってく!…スイマセーン!」
道路脇の売店で、店の奥のおばちゃんに声をかけ、こいつを購入。
ツーリングでは地ビールは飲めないから、せめて地サイダーを。
郡上サイダーはスッキリして飲みやすい。
これも宗祇水を利用しているのかな?
細い脇道の先には、右手にひっそりと宗祇水が出ている場所があった。
昔は飲料水や生活用水として使用されていたらしいが、さすがに今は使用している人はいないらしい。
…肝心の写真は撮り忘れた。
宗祇水の先は、郡上の街並み中心を流れる吉田川に繋がっていた。
ここ吉田川は、郡上に住む人々にとって生活の中心となる川のようで、小さな頃から川で遊び、大人になっても川で遊ぶ、というような、まさに郡上の人々は川と共に育つらしい。
度胸試しの飛び込みが有名で、地元の小学生達は3〜4メートルある岩場や、もっと高い橋の上から飛び込むそうだ。
…ウソです。
これはさんぷる工房にあったサンプルです。
吉田川を離れ、バイクを回収しに再び城山公園駐車場へ。
坂道にブーブー言っていた妻も、ブーブー言いながらも坂道を登ってきた。
自分は、ヒーヒー言いながら坂道を登った。
俺「せっかくだから、郡上八幡城も行ってみない?」
てなわけで、まだまだ時間もあるしバイクで山道を上り、山頂の郡上八幡城へ。
山頂への道は細く急カーブの連続で、道路には落ち葉が一杯で滑りそうで、車はいったいどうやって登るの!?と思うような道だった。
城の麓の駐車場にバイクを止め、ここからは徒歩。
石垣の間の道を進むと、きれいな花と郡上の街並みが見えた。
そして、山頂にそびえ立つ郡上八幡城に到着!
場内は、郡上の歴史を紹介する展示スペース。
城主遠藤氏よりもはるかに大きく取り上げられるお千代様。
天守閣からは、城下町を一望できる。
妻「この先がせせらぎ街道だよね?」
妻「あ!あそこだ!この間、和良に行く時に通った道!」
妻「あー!あそこはおそば屋さんがあるあたりだよね?」
普段は地図を見ても「今どこにいるのかわからない」という妻だけれども、天守閣からは次々に今まで行ったことがある場所を指さしている。
なんでわかるんだろ?